鈴木

インド へ赴任

入社年

2011年

拠点名

TPRI(TPR Autoparts Mfg.India Pvd.Ltd.)

現地での役職

シニアマネージャー

主な業務内容

・製造現場の管理全般
・原価低減活動
（不良率低減、生産性向上など）
・生産体制の構築
・生産設備の導入から立上げ
・新機種立上げ
・品質管理と不具合時の対応
・品質改善活動
・顧客監査対応
・調達先の品質指導
・現地スタッフへの指導・育成

仕事のやりがい

海外赴任をするにあたり必要だと思ったこと

・コミュニケーション能力
まず直面するのは現地スタッフとの意思疎通の問題です。
通訳がついてサポートはしてもらえますが、通訳に頼りきりでは仕事はスムーズにいきません。
コミュニケーションとは、”言語”が全てではありません。
現地スタッフと本当の意味で信頼関係を築き上げるには、心で通じ合う必要があると思います。
いかにして現地に溶け込むか、という事が大切になってきます。
現地のヒンディー語を自分なりに覚えたりして、現地人とのコミュニケーションを取るように努めています。

・柔軟性
日本では当たり前の事が、現地ではそうはいきませんし、日本でのやり方が通用しない場面が多々あります。
現地では入手出来ない部品もありますし、外注先のレベルも日本と比較すると非常に劣ります。
そういった環境下でいかに物事を解決するか、良く出来るか、常に柔軟さが求められます。

・適応力
海外で仕事をするという事は、異なる文化を受け入れ、それに備えることが必要になります。
日本と比較するとインフラ関係はまだまだ不十分です。
停電も頻繁に起きますし、道路事情などによる調達品の納期遅延なども多く発生します。
そういったことを想定しているか、いないかによって大きく異なります。
また、インドの場合は特に宗教的な部分で多くのギャップに直面します。
例えば、親族の結婚式に出席するため、1週間の休暇を取るスタッフは頻繁にいます。
そういった事情も踏まえて、一人だけしか出来ないような仕事が無いように多能工化を推進しました。

・決断力
海外では通常、日本での職位よりより上位の職位で赴任することになります。
当然ながら、現地スタッフも赴任者に対してその職位として見てきますし、それ相応のことを求められます。
自分の経験したことのない部分に関しても、決断を求められる事は多々あります。
そういった際に、曖昧な判断をしていては部下たちもどう動けば分からなくなるため、方向性を明確にして導いてあげるよう努めています。

就活生へのメッセージ

海外での暮らし